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忌まわしき急性腰痛。

こんにちは、コムカイです。

今回は長文です。

 

 

 

2017年1月10日(火)15:50、人生初の急性腰痛を発症しました。

 

はぁ〜、やってもうた。

当然、その後仕事が出来るわけもなくお客様に連絡し、ご予約を変更してもらうことに…。

 

1月10日(火)・11日(水)にご予約いただいていた皆様、大変申し訳ございませんでした。

また、快くご予約変更していただき、ありがとうございました。

 

そこからの経過を自分自身への戒めとして、記録に残すことにしました。

 

2017年1月10日(火)

15:50

その日はなんとなーく、今日は腰が張るなぁくらいでいつも通り施術させていただいておりましたが、イスに座ったが最後。

お尻が座面にくっついたように立てなくなりました。

 

まだ施術後の受付中のお客様がいらっしゃったので、やせ我慢で対応。

お帰りの後、その後の予約を変更いただくために脂汗をかきながらお客様に連絡。

同時に妻へ現状報告、義母にお願いして車でオフィスから救出されました。

 

18:00

家に到着。

移動は基本的に四つん這いで、「う〜ん」とか唸りながら、コマ送りを見ているような超スローペース。

座る・立つ・歩くの動作は困難なため、寝ることしか出来ず。

それでも人間、トイレには行きたくなるもので便座に座ると20分ほど動けず、また脂汗。

 

19:00

それでも何とかしようと仰向けで患部を冷却しながら、自転車をこぐように腰を動かす。

もちろん、安定のコマ送りクオリティ。

二子玉カイロプラクティック Life+の原田先生に「明日行くかも」と告げ、自らの治癒力を信じて就寝。

 

 

2017年1月11日(水)

5:00

早朝に目覚めたが、やはり痛みが強い。

 

7:00

痛みの場所が限局してきて、右股関節の前に手を当てれば何とか2足歩行は可能に。

ただ、便座に座るとまだ脂汗レベルの痛みあり。

 

13:00

これはいよいよということで、二子玉カイロプラクティック Life+の原田先生に連絡。

「16:00からなら」と予約を取ってもらい、義母に搬送される。

車の後部座席のクッションでも腰が痛く、横になりながら車に揺られてLife+到着。

 

16:00

立った状態からの前屈で右腰に鈍痛。

座ると腰全体に激痛の状態からハイボルト治療。

おそらく強い痛みのせいで、患部の周囲・姿勢全体に及ぶほどの筋肉の緊張が強かったのだろう。

これじゃあ損傷部位も分かりづらい。

その後、腹部から腰に関わる筋肉にアプローチ&骨盤をアジャスト。

 

40分ほどで劇的変化!!

前屈はわずかに鈍痛がある程度、というかめちゃくちゃ速く歩ける。

何なら軽く小走り出来るくらい。

 

施術後は、歩いて腰周囲の組織に刺激を与えたいので、二子玉川駅前のスーパーで買物。

あまりの変化に義母も驚いて喋りまくる。

何言ってたか忘れたけど。

 

18:00

家まで送ってもらい、この日はゆっくり過ごす。

マッケンジーエクササイズを行う。

 

2017年1月12日(木)

7:00

朝起きて、動けることを確認。

全然仕事も出来るレベルの状態に感謝。

 

13:00

気づけば痛みを忘れるくらいにまで回復。

自らの治癒力に自画自賛。

 

22:00

営業終了。

その日はそのまま何事もなく終えることが出来た。

 

 

2017年1月13日(金)

木曜日の午後から絶好調。

 

 

2017年1月14日(土)

7:00

起床時から腰にハリが。

嫌な予感。

 

10:00

原田先生に連絡。

コムカイロが早く終わることもあり、夜から予約を取ってもらった。

 

19:00

二子玉カイロプラクティック Life+到着。

仕事を休む程ではないけれど、心配だから来たことを告げ、診てもらう。

ラジオスティム(ラジオ波温熱)を施して、上部頚椎をアジャスト。

安心してオフィスを後にする。

 

 

2017年1月15日(日)

金曜日ほどではないが、調子は良い。

このまま回復が期待できるだろう。

マッケンジーエクササイズ再開。

 

2017年1月16日(月)

動いたほうが回復が速く、予後が良いため歩く。

痛みは再発せず、むしろ時間を追うごとに良くなっている印象。

 

2017年1月17日(火)

無問題(モーマンタイ)。

Perfect.

今回のことを記録に残そうという精神的余裕も出てきている。

 

 

その後1週間、何の問題もなく、過ごせています。

今回思ったことは、【施術方法の選択の難しさ】です。

 

本来カイロプラクティックは、身体の全てを司る神経系の正しい機能を取り戻すために行われるべきです。

これは今も昔も正しいカイロプラクティックを提供するカイロプラクターなら、変わらない価値観だと思います。

決して、症状の緩和や消失を目的とはしていないし、その人のイネイトを尊重し、不調があれば時間の経過とともに治癒していくのが自然だし、そうあるべきだとも思います。

 

今回の急性腰痛も自然治癒力のみに委ねて、仕事を長期で休むことも出来たと思います。

そうすることで、自らのイネイトに感謝し、さらにカイロプラクティックを愛し、深く考え、もう1レベル上のカイロプラクターになれたかもしれません。

でも、それはアジャストメントを受けるべきタイミングのお客様に対して、その機会を逃し、不利益になる可能性もあるだろうと思います。

 

 

今回私が選択したのは、カイロプラクティックの他に“痛みの緩和”を目的とした療法です。

それは、ちょっと専門的なことかもしれませんが、外部からの刺激で身体の変化を促すことはカイロプラクティックの原理とは違う療法であるし、症状が緩和されたことで治癒が正しく行われない可能性もありました。

 

しかし、仕事をしないといけないということから身体にとっては不自然なことかもしれないこと…でも私の人生においては有益であるだろうと判断して原田先生にお願いしました。

その選択は、今も正解であったと思います。

これは、カイロプラクティックと今回受けた療法のどっちが勝っているとかではなく、それぞれの療法に特徴があり、エビデンスがあり、得意な分野があります。

その時々で、その人の取り巻く環境に応じて療法を選択するのは難しいというお話です。

 

 

これは私の価値観のによって綴っていますが、この葛藤はこれからも続くでしょう。

ただ、コムカイロは正統にカイロプラクティックを提供するオフィスですので、症状緩和のための施術はいたしません。

神経機能の回復のためのアジャストメントは、誠心誠意させていただきます。

 

しかし、今回の私のような境遇のお客様がいらっしゃったとき、私がカイロプラクティックを提供するのはもちろん、症状を変化させることに特化した療法の先生とコンタクトが取れれば、お客様の利益になるのになぁなんて考えておりました。

話がかなり飛躍してますが、今回の腰痛で気づきを与えてくれる、いい機会にもなりました。

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